TOTO HVの後継機種 TOTO ZJ/ZRシリーズのご紹介!HVとZJ/ZRの5つの違いも解説します【2019年10月発売品】
2020年08月06日公開 2022年06月15日更新
TOTOの一体型トイレ HVシリーズが2019年10月15日付で終了品となり、後継機種としてZJ/ZRシリーズが発売されました。 そこで今回は、 TOTO HVシリーズ と後継機種TOTO ZJ/ZRシリーズ の違いについてご紹介したいと思います。
HVシリーズ・ZJ/ZRシリーズ共にカタログ外ということもあり
「どんな機能が増えたのかわからない」
「TOTO HVと何が違うの?」
とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
TOTO HV とは?
TOTO ZJ/ZRシリーズのご紹介に移る前に、まずTOTO HV シリーズのザックリとしたご紹介をさせていただきたいと思います。
TOTO HVはTOTOの一体型トイレとなっており、TOTO総合カタログ外のビルダー向け品番となっております。
廉価ながらもウォシュレット機能やオート便器洗浄、脱臭機能など基本的な機能をそろえたコストパフォーマンスの高さがTOTO HVの特長となっており、当店で最も人気のあった一体型トイレになります。
では、そのTOTO HVの後継品となるTOTO ZJ/ZRがどの様に変わったのかをここからご紹介致します。
TOTO HVとTOTO ZJ/ZRの5か所の違いとは
ここでは、TOTO HVとTOTO ZJ/ZRの5か所の違いについてご紹介いたします。それぞれの違いをしっかり理解し、ご家庭に合ったTOTO製品をお選びください。
違い①:新設用のZJとリモデル用のZR
TOTO HVには新設用とリモデル用がシリーズ内にありましたが、TOTO ZJ/ZRシリーズでは新設用(床排水200㎜固定/壁排水120㎜)のZJとリモデル用(床排水305~540㎜可変/壁排水148/155㎜)のZRの様に排水芯(高さ)でシリーズが分かれた形となっております。
TOTO ZRには壁排水リモデル(排水芯148/155㎜)仕様品が新たに登場!
違い②:ZJ/ZRのデザイン
TOTO HVとZJ/ZRは外観こそほとんど同じとなっておりますが、 寸法を見てみると奥行きが807㎜のHVに対してZJ/ZRは769㎜となっており、3.8㎝程コンパクトになっております。
奥行769㎜というのは特別コンパクトというわけではありませんが、TOTO HVの数少ない弱点の一つに「大きかった」点を後継品のTOTO ZJ/ZRで改善した形となっております。
また、カラーバリエーションもTOTO ZJ/ZRではホワイト(NW1)・パステルアイボリー(SC1)の2色にパステルピンク(SR2)が加わり3色からお選びいただけるようになりました。※パステルアイボリー・パステルピンクは受注生産品2週間品となります。
違い③:おしり洗浄が「たっぷリッチ洗浄」に
TOTO ZJ/ZRのおしり洗浄には「たっぷリッチ洗浄」を採用! この機能はTOTO HVには無かった機能となっております。 このたっぷリッチ洗浄がどの様な、洗浄機能なのかを説明させて頂くと、流速の違う洗浄汚水を交互に連射して大きな水玉を作り、たっぷりとした洗い心地をもたらすものとなっており、一定の間隔で水に空気を含ませ水玉を大粒化することで、節水性としっかりとした洗い心地の両立を実現した機能となっております。
※たっぷリッチ洗浄はおしり洗浄にのみ対応する機能となります。
違い④:便座形状が継ぎ目なしに
TOTO ZJ/ZRには継ぎ目を極力なくした便座が採用されており、防汚効果の高いクリーン樹脂も相まってお掃除がしやすくなっております。
また、便座とウォシュレット本体との段差がTOTO HVに比べ小さくなっており、すっきり広々と感じられる座面になりました。
違い⑤:エコ性能UP
TOTO HV の使用水量は新設用が大:4.8L/小3.6L リモデル用は大:6L/小5Lとなっておりましたが。TOTO ZJ/ZRの場合では共に大:4.8L/小3.6Lで統一されており、リモデルだけとはなりますが、節水性が向上した形となっております。
年間消費電力量も172kWhのTOTO HVに比べ、TOTO ZJ/ZRは163kWhと若干ではあるものの節電性が向上しております。
20年前の便器に比べ使用水量が約70%節水に。
TOTO ZJ/ZRのバリエーション
TOTO ZJ/ZRにはZS1/ZR1とZS2/ZR2の各2種のバリエーションがあります。ZS2/ZR2はZS1/ZR1に着座を検知し自動で便器にミストをふきつけて、汚れを付きにくく落ちやすくする「プレミスト」機能と便器とのすき間をラクにお掃除できる「お掃除リフト」機能を加えたものとなっております。
この様にZS2/ZR2は更に汚れにくく、更にお掃除しやすくなった上位のグレードと言えます。
まとめ
ここまで主にTOTO ZJ/ZRとTOTO HVの違いについてご紹介させていただきました。 今回発売されたTOTO ZJ/ZRはTOTO HVに比べ正当な進化を遂げているといってしまって問題ないかと思われます。 お手頃価格の一体型トイレをお考えの方やTOTO HVの奥行き寸法がネックだった方にTOTO ZJ/ZRは間違いなくオススメなトイレとなっております。 当店でもTOTO HVで特に人気のあった新設用とリモデル用の手洗い付きを常時在庫とさせて頂いており、TOTO ZJ/ZRも同様の仕様品の在庫を予定しておりますので、トイレお取替えの際の候補としてご一考頂ければ幸いです。
こちらでTOTO ZJ1シリーズ(新設用)のご紹介しております
下記リンクより商品ページを直接ご確認頂けます
TOTO ZJ1 床排水 手洗い付きCES9151【CES972後継機種】
TOTO ZJ1 床排水 手洗い無しCES9150【CES971後継機種】
TOTO ZJ2 床排水 手洗い付きCES9153
TOTO ZJ2 床排水 手洗い無しCES9152
TOTO ZJ1 壁排水 手洗い付きCES9151P【CES972P後継機種】
TOTO ZJ1 壁排水 手洗い無しCES9150P【CES971P後継機種】
こちらでTOTO ZR1シリーズ(リモデル用)のご紹介しております
下記リンクより商品ページを直接ご確認頂けます
TOTO ZR1 床排水リモデル 手洗い付きCES9155M【CES969M後継機種】
TOTO ZR1 床排水リモデル 手洗い無しCES9154M【CES968M後継機種】
TOTO ZR2 床排水リモデル 手洗い付きCES9157M
TOTO ZR2 床排水リモデル 手洗い無しCES9156M
TOTO ZR1 壁排水リモデル 手洗い付きCES9155PX
TOTO ZR1 壁排水リモデル 手洗い無しCES9154PX
この記事の筆者
プロストアダイレクト編集部
プロストアダイレクトではTOTO・LIXIL・Panasonicといった、有名メーカー製のトイレ・ウォシュレット・水栓金具等の住宅設備機器を多数取り扱い中。
製品特長をはじめ、機能性・省エネ性・価格帯といったさまざまな視点から製品のご紹介や比較を行い、お客様のニーズや現場に合った機器をお選びいただけるようサイト運営しております。
他にも新製品情報の発信や旧品番から新品番が検索できるページ等をご用意し、販売に限らずお役ち情報も提供いたしております。
トイレの種類(タンクレストイレ・一体型トイレ・組み合わせ便器)選び方
トイレには大きく分けて「組み合わせ便器」「一体型トイレ」「タンクレストイレ」の3種類あり、それぞれTOTO・LIXIL・パナソニックといった有名メーカー各社が製造しております。こちらでは各メーカーの各種トイレを形状、仕様、水道・電気料金、グラフ化、価格、機能等のカテゴリーに分け比較・ご紹介致しておりますのでご希望に沿うトイレが見つかります。
形状別に徹底比較しております。
トイレの年間水道料金比較
トイレの年間消費電力比較
当店独自の評価をグラフ化
価格別でみるトイレの比較
搭載機能で見るトイレの比較
タンクレストイレ・一体型トイレ・組み合わせ便器の徹底比較
こちらではタンクレストイレ・一体型トイレ・組合せ便器と3つの軸での徹底比較についてご紹介致しております。
ネオレスト・サティス・アラウーノを徹底比較
ピュアレストQR と アメージュZを徹底比較
GG/GG-800とプレアスHS/LSを徹底比較
排水方式・排水芯を確認する
こちらでは排水方式と排水芯の基礎的な知識や見分け方、既設便器品番からの調べ方についてご紹介しています。メーカー別の品番から排水芯を検索することができます。
関連カテゴリ
TOTO
,
TOTO トイレ・便器
,
TOTOトイレ・便器の排水芯一覧表【2023】
,
ウォシュレット一体形便器HV(終了指定品)
,
ウォシュレット一体形便器ZJ
,
ウォシュレット一体形便器ZR
,
トイレ 便器の排水方式と排水芯について【2023】
,
トイレを価格で選ぶ・比較【2023】
,
トイレを節水で比較・節水トイレの選び方【2023】
,
トイレを節電で比較・節電トイレの選び方【2023】
,
トイレを選ぶ【2023】
,
トイレを選ぶ時の徹底比較ガイド【2023】
,
トイレ・便器
,
トイレ機能一覧表【2023】
,
一体型トイレ
,
一体型トイレ(GG プレアス)の比較【2023】
,
商品特集