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小型電気温水器の電気代はどれくらい?節約に効果的な機能をご紹介

小型電気温水器イメージ

新しい設備を導入する場合、気になるのはコストでしょう。どれぐらいお金が掛かるのか把握しておくのは大切です。 小型電気温水器も導入する場合に注目するべきポイントが電気代です。電気のほうがが素よりも高額なイメージがあるでしょう。 そこで、実際に使っているとどれほどのコストが掛かるのか、機種別に計算してみました。さらに小型電気温水器を節約に活用できる使用方法や、省エネ機能についてもご紹介していきますのでお選び頂く際の参考にしてください。

小型電気温水器の電気代はどれくらい?

小型電気温水器を導入した場合、使えば必ず電気代が発生します。その際にいわれることが、ガスのほうが燃焼効率を見てもパワフルで費用のロスが少ない点でしょう。
ですが、小型電気温水器は、本体も小さくコンパクトに作られています。電気代もそこまで必要ではないうえ、深夜割引が効いているときに温めるのでかなり割安なのです。
電気代の目安は、4人家族が1日2回洗面所を利用するとします。一般的な家庭の使用範囲ですが、これで1日50円程度です。必要のないときは電源を切れるため、無駄も発生させません。かなり経済的な温水器になるのです。


お湯の使用量を減らして電気代を節約

小型電気温水器の構造は、内蔵しているタンクの内部でお湯を作りためておきます。これを給湯する仕組みですが、なくなれば水しか出ません。これを「湯切れ」と呼びます。
TOTOのRES06では、6Lのタンク容量しか持ちません。しかし、沸かして高温にすることで10L分になるのです。
10Lというとわかりにくくなりますが、おおよそ9人が連続して手を洗える量に相当します。ここからもわかる通り、家族4人で使うなら湯切れの心配はほとんどないでしょう。 問題は使い方です。使い方が粗いとどうしてもコストが掛かるからです。

例えば毎日朝の支度をするときに、お湯を流しっぱなしにしたとします。この時に消費される量は、1分間で12Lにもなるのです。つまり、RES06と同じようなクラスではすぐに湯切れするでしょう。
お湯の大量消費の後は、すぐに沸かさなければいけない事態が待っています。稼働時間が伸びていけば、小さな電気代もあっという間に膨れ上がるのです。1日フル稼働ともなれば、驚くほどの金額が掛かります。
小型電気温水器をうまく活用するためには、節水を心掛けるのが大切です。そこで、どのように節約するべきか、その方法をご紹介していきます。


食器洗い

食器を洗うときに、先に汚れを落としておくことで、お湯の使用量を減らせます。例えばなかなか落ちない油汚れは、お湯で荒痛いところでしょう。そこでまずは新聞紙を使って食器を拭いておきます。これだけでも大幅にお湯の消費を抑えられるのです。
茶碗や炊飯器の窯などご飯がこびりついて取れないときは、まずはしばらくつけておきます。無理に洗い流すより、節水になるポイントです。

洗剤の量も重要です。つけすぎると、それだけ流すお湯が必要になります。洗剤の量を少し気にするだけでも、節水につながるのです。
食器をすすぐ際には、蛇口を開きっぱなしにせず、必要なときに出すようにします。お湯もボールなどにためてつけ洗いすることも増やすと、かなり大きな節水になるのです。

歯磨き

注意してみると、かなり大きな節水になるのが歯磨きの時間です。お湯を出し続けていると、わずか30秒で6Lも使います。1人ではそこまで大きく見えないかもしれませんが、家族4人、朝と夜に同じことをしていたら、1年間で500mlのペットボトルに換算して、約35,000本にもなるのです。いかに膨大な量を無駄にしているのかわかるでしょう。

お湯を止めるほか、コップに移しておいてうがいする方法も有効です。実際にコップ3倍もあれば、歯磨きできるといわれています。


洗顔・手洗い

歯磨きと同様ですが、洗顔や手洗いも節水のチャンスです。1分間で12Lも消費していることを意識すると、流しっぱなしにせずにこまめに止めるでしょう。小さなことですが、この意識が節約につながります。


電気代節約!小型電気温水器の省エネ機能

小型電気温水器は、便利に使えるようにさまざまな機能が搭載されてきました、省エネ機能もそのひとつで、小さくコンパクトだからこそ、多くの機種に搭載されています。
電気代を節約するのに活躍してくれるため、活用の方法もご紹介していきます。

※機種によっては省エネ機能が搭載されていないこともあります。ご購入の際には、どのような機能があるのか確認されるようお願いします。

自動の節電機能

TOTOとリクシルの小型電気温水器の大手2社は、自動学習機能を搭載してきました。TOTOの湯ぽっとシリーズは「おまかせ節電機能」、リクシルの湯プラスしリースの「スーパー節電機能」が相当します。

これらの機能は、タンク内にお湯が少なくなる時間帯や曜日を学習し、温度を自動調節していきます。保温温度の調節も行うことで電気代の節約ができるのです。自動で学習し電力供給のコントロールができるため、使用者は何か意識しなくても節電できます。特別な操作などもいりません。

自動電源OFF機能

TOTOでは、「夏場OFF機能」、リクシルではスーパー節電機能のひとつとして搭載されているのが自動電源OFF機能です。夏場はあまり高い温度のお湯はいらないでしょう。そこで一定期間を設定しておくと、自動で運転を停止して電気を使わないようコントロールできる機能です。

設定が必要な機能ですが、一度でも設定すれば、あとは小型電気温水器が自動でやってくれます。電気の切り忘れなどの防止にも役立つ機能です。

温度調整機能

リクシルの湯プラスシリーズの機能として、節約に役立つのが温度調整機能「ちょう℃いいダイヤル」です。温度を約26℃~36℃で調節できる機能になっており、簡単に適温で小型電気温水器を利用できます。
TOTO湯ぽっとシリーズでは、「出湯温度調整ダイヤル」が同様の機能です。必要以上に温度を上げないでおくと節電と節水になるのが重要でしょう。

出湯だけではなく、そもそも沸かすときの温度を設定するのがリクシルの「自動温度調節機能」です。この機能は内臓の温度調節器を使って自動で管理するので、必要以上の電気を使いません。家族4人で朝晩2回洗面所を使っている場合、計算上1日60円のランニングコストの節約ができます。

タイマー機能

大手のみならず、ほとんどの小型電気温水器にタイマー機能があります。タイマーを掛けて運転時間をコントロールできるので、使いたい時間に合わせて稼働させられるのがポイントです。1日のうち、お湯を使う時間をターゲットにしておくと、無駄な待機電力を使わないで済みます。

小型電気温水器の機能やお湯の使い方を工夫して節約しよう!


小型電気温水器の電気代と電気代の節約方法について紹介しました。お湯の量をなるべく減らす、お湯の温度が低くならないようにするなどの工夫をすることで、自分で電気代の節約をすることができます。

また、省エネ機能が付いた小型電気温水器を使用すれば、さらに電気代を安くすることができます。小型電気温水器の購入を検討する際は、省エネ機能にも注目して選んでみてくださいね。
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まとめ

小型電気温水器は、使い方次第で節電も節水もでき、小型で手軽なメリットを生かせます。さまざまな機能もプラスされていますが、それを理解して使うことが大切です。特に大手2社の小型電気温水器は、さまざまな面で工夫できるよう作られてきました。小型電気温水器は、それほど活用の幅が広がってきているのです。

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