ウォシュレットが汚いと感じるのは「ノズル」部分
ウォシュレットを利用される方の中には「ウォシュレットの衛生面は本当に大丈夫?」と不安に感じられる方もいらっしゃいます。ウォシュレットは非常に便利な機能を備えておりますが、不衛生と言われることがあります。
ウォシュレットの衛生面が気になる方は「ノズル」が不衛生だと感じる方がいらっしゃるようです。やはり、多くの方が利用されるため、温水洗浄便座を媒介して菌やウイルスに感染するのではないかと本気で心配しているのではないでしょうか。
ウォシュレットのノズルが汚いといわれる理由
そもそも、どうしてウォシュレットのノズルは「汚い」といわれているのでしょうか?「何となく」や「気持ち的に」という方も多いようですが、ここでは具体的な理由について詳しく解説していきます。
1.おしり洗浄時に跳ね返った汚水がノズルに付着する
ウォシュレットのノズルを使った際、どうしても水の「跳ね返り」が生じます。この水が「汚水」となり、ノズルに付着してしまうことで新しく出てくるはずの水も汚れてしまうという現象です。多くの人が「他人が使った後のウォシュレットは汚いから嫌だ」と言うのはこれが原因だと考えられます。
実際にはウォシュレットのノズルは使い勝手や衛生面を計算して「43度」の角度がつけられており、汚水はノズルに掛からず真下に落ちていきます。もし、ノズルが汚水で汚れたとしても出てくる水はお風呂のお湯程度の汚れであり、病気の原因となる様な大きな影響を及ぼすことはないといわれています。しかし、病気の原因にはならないとしても、ウォシュレットのノズルが少しでも汚れているのは事実であり、気持ち的に嫌だという方は非常に多いと考えられます。
2.ノズルにこびりついた汚水が原因で、カビによる黒ずみができる
水の跳ね返りにできた汚水がそのまま付着・蓄積してしまうことにより、カビが発生してしまいます。特に梅雨時や夏場といった湿度の高い季節に発生しやすく、しかも一度発生してしまうとノズル全体が黒ずんできてしまうほど強力なものです。
ノズルを引き出してチェックした時に、少しでも黒ずんだ汚れがある場合はカビが原因です。そのカビがついたノズルから水を排出するため汚いとされているのです。
ウォシュレットを使う時に黒いノズルを使うのはさすがに抵抗があると思いますので、安心してウォシュレットを使うためには、できるだけ取り除いておきたい問題といえますね。
この様な現象を気にして「自宅以外のウォシュレットは基本的に使わない」という声があったほどなのですが、こればかりはウォシュレットの特性上「どうしようもない部分」と半ば諦められていたいのが一昔前のウォシュレットの衛生面から見た実情と課題でした。
このように、跳ね返りによってノズルが汚れたり、こびりついた汚水が原因で発生するカビが気になったりするため、「ウォシュレットは汚い」と考えている方がいらっしゃるのだと考えられます。
ウォシュレットのノズル掃除方法
上記でご紹介したように、ウォシュレットには様々な汚れが付着します。放っておくとカビや雑菌が繁殖するため、月に1回ほどの頻度で掃除が必要です。
①ノズルを引き出す
多くのウォシュレットでは、ボタンひとつでノズルを引き出せる作りになっています。「ノズル掃除ボタン」や「ノズル掃除入・切」などのボタンで操作しましょう。
ボタンがない場合は手動でノズルを引き出します。ノズルの突起部分を引くと、簡単にノズルがを引き出すことができます。
②ノズルの汚れを拭き取る
引き出したノズルを、お掃除シートで拭きます。中性洗剤を吹き付けブラシで擦るなどの方法もあります。
直接触りたくないという方はノズル掃除専用のスプレーなどを活用しましょう。スプレーをして放置するだけなので、手を汚さずに掃除ができます。
③ノズルを戻す
引き出したノズルをもとに戻したら完了です。
ノズルの汚れを防ぐ!TOTOの「ノズルきれい」機能でお掃除が楽になる
この様に解決が難しいとされていたノズルの衛生問題を一気に解決したのがTOTOの「ノズルきれい機能」です。一体どんな機能でノズルの清潔を維持しているのでしょうか。「ウォシュレットは汚い」と考えている方は、必見の内容です。
ここからはその仕組みについて詳しくご紹介していきます。
1.きれい除菌水
ウォシュレットのノズルから出ている水は「きれい除菌水」と呼ばれる特殊な水です。
きれい除菌水の成分は水に含まれる「塩化物イオン」を電気分解して作られる除菌成分である次亜塩素酸を含ませた水です。この水は主に除菌作用を持ち、ノズルを常に清潔に保つのに役立ちます。
他にもきれい除菌水には「分解」「漂白」という作用もあり、しっかりと汚れからノズルを守ってくれます。また、このきれい除菌水は洗剤や薬品は一切使っておらず時間が経つと元の水に戻るため、身体や環境に安心して使えるのも大きな特徴の1つになっています。
2.セルフクリーニング
ノズルが自動的に洗浄する機能を「セルフクリーニング機能」と呼びます。このセルフクリーニング機能は、ウォシュレットの使用前後、便座から離れた事を感知してきれい除菌水を出しノズルの内側・外側を除菌洗浄するとても便利な機能です。
また、トイレを使っていない待機中にも自動で定期的にノズルからきれい除菌水を出し、ノズルを清潔に保ちます。特に意識しなくてもノズルをキレイに保つことができるのは嬉しいポイントですね。
3.クリーン樹脂を採用したノズル
ウォシュレットのノズルには防汚成分が含まれている「クリーン樹脂」が使用されており、汚れがつきにくくなっております。
また、ノズルに関しては月に一回程度のお掃除をメーカーが推奨しており、
ノズル部のお掃除の手順もノズルそうじボタンを押し、出てきたノズルを柔らかい布で水拭きの後、再度ノズルボタンを押しノズルを元に戻すといった形で簡単にできる様になっております。
このように、TOTOのウォシュレットには、「ウォシュレットは汚い」という課題を解決すべく、様々な工夫をしています。「ウォシュレットは汚い」というのは少しずつではありますが、古くなりつつあると考えられます。
デリケートな部分だからこそ、清潔・安心な「ノズルきれい」がオススメ
デリケートな部分を洗浄するウォシュレットのノズル。これまでのノズルは掃除や手入れが難しく、特に内部の汚れには対応できないので、汚れたまま使うことに抵抗感を持つ方が沢山いました。
TOTOの「ノズルきれい」機能は、このウォシュレットならではの悩みを解決した画期的な機能です。きれい除菌水でセルフクリーニングを行い、クリーン樹脂でノズルそのものに防汚機能をつけ、お手軽にお掃除できる工夫がなされているので衛生面が気になりがちなノズルも清潔に保ていつでも安心してウォシュレットを使えるようになりました。
ウォシュレットの購入やお買い替え時にどの機種にするか迷われている方は、是非TOTOの「ノズルきれい」機能が搭載されたウォシュレットをご検討ください!
ダイレクトでは当記事でご紹介のTOTOのウォシュレットの他にもLIXILのシャワートイレ・パナソニックのビューティートワレ等様々な温水洗浄便座を取り扱っており、下記にてそれぞれお選びいただけるご紹介ページをご案内させていただいておりますのでそちらもご覧いただければ幸いです。
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