蛇口を自動水栓に交換する方法とメリット・デメリット

2021年12月23日公開 2022年06月06日更新

自動水栓は、機能的に見てもとても便利です。ですが、交換を検討するときには、これまでの水栓とどこまで違うのか気になるところでしょう。本当に交換するほどの違いがあるのか迷うからです。
大事なことは、情報をあつめ、なにがメリットでデメリットは何があるかを知ることです。メリットだけ見てしまうと、思わぬデメリットに遭遇するかもしれません。メリットとデメリットの両方を知った上でどちらが勝るのか比べて購入を検討するのも一つの方法ですので、今回は、蛇口を自動水栓に交換する方法と、メリットとデメリットについてもご説明します。

自動水栓蛇口のイメージ

蛇口を自動水栓にする方法

まずは自動水栓に交換する方法についていくつかご紹介します。

①センサー内蔵タイプの蛇口に交換する

蛇口の本体やパイプ部分にセンサーが内蔵されいているタイプの蛇口です。 既存の蛇口の取付け部分とサイズが同じものを選べば、取り付けることができます。 浄水機能付きの蛇口もあり、機能面に優れいてるのが特徴です。

②蛇口にセンサー水栓を後付けする

蛇口の先端や全体にセンサー機器を取り付けて自動水栓にする方法もあります。 吐水口の形や大きさが適していれば取付けができるため、比較的多くの蛇口に使用することができます。またDIYでも簡単に自動水栓にできることが特徴ですが、水量や流水時間の調整がしにくいというデメリットもあります。

自動水栓に交換するメリット

自動水栓ってどんなものか、そこから判断に迷うケースが出てきます。名前は聞いたことあるけど、実際にどのような機能があるのか知らない人もいるはずです。まずは交換するとこんなメリットが生まれるか具体例を見ていきます。
 

衛生的に使用できる

自動水栓にすると、操作するうえで水栓に触れる必要がなくなります。これが衛生的な面に大きな影響を与えるのがメリットです。水栓に触れないで済むのは、自分の手が汚れていても、そのまま手を洗えることを意味しています。手が触れることで、ウイルスを含めた雑菌に接触する機会がなくなるのです。
これは調理時にもいえます。家事をしていると水を出したいときに両手がふさがっている状況は珍しくありません。手が汚れている場面もあるでしょう。自動水栓ならセンサーで開くので、どこにも触れないで水を出せます。汚れも広げないで済むため、家族全員の衛生環境を守れるのです。
センサーによって触れる必要がなくなることは、大きなメリットを生み出します。衛生的に見ても、全く触れないで済むのは意味が出てくるのです。


 

お子様、お年寄りも使いやすい

センサーがあることで、手をかざせば水が出てきます。小さいお子さんだと、ハンドル操作に問題が出てくる場面も少なくありません。高くて手が届かない場合もありますし、締め忘れてしまうこともあります。お年寄りで力が足りずにうまく操作できないケース、障害があり操作に不安があることもあるはずです。
自動水栓のセンサーは、手をかざすだけで操作できます。これだけ理解できていれば、安心して使えるのは、既存の水栓との大きな違いです。
誰でも使いやすいデザインを採用してきているのも自動水栓の特徴です。デザイン賞を受賞しているものも増えました。これも年齢などを問わず、誰でも使えることを目指しているからです。


 

節水効果がある

自動水栓にすると、使い終わればすぐに水が止まります。これはセンサーが手を感知している間は水をだし、離れると止めるからです。単純な操作方法ですが、使い終われば止まるので、蛇口の締め忘れを防げます。
小さいお子さんがいると、水の出しっぱなしは起こりうる問題です。自動水栓ならば、締め忘れがなくなり、無駄な水を流さないため節水効果も期待できます。
石鹸が付いた状態で蛇口を開け閉めするより、水を出しっぱなしにするほうが簡単です。しかし、水は無駄に流れてしまいます。これも自動水栓なら心配ありません。
必要なときだけ水が流れる仕組みは単純なようで、効率的で高い節水効果を期待できるのです。

 

お手入れが簡単

自動水栓では、ハンドル操作がいりません。センサーに手をかざせば水が出る、非常に単純なデザインになっています。操作にハンドル部分を使わないので水にぬれません。
水にぬれた手でハンドル操作をすれば、必ず水が付着します。当然、この付着分が水垢にもつながるのです。汚れることもなくなるので、掃除の機会も減らせます。通常の水栓よりもお手入れが簡単なポイントです。

自動水栓に交換するデメリット

自動水栓にすることで発生するデメリットもあります。自動だからこそ生まれるデメリットは、回避できない部分があるのも確かだからです。理解しておけば、事前に必要な対応策も出てきます。


 

センサーの反応に差がある

自動水栓は、どのメーカーでも同じセンサーを積んでいるわけではありません。メーカーによっての差もありますし、性能もどんどんと変わってきました。つまり、時期によっても性能に違いがあります。
例えば予算の都合で少し古いタイプを購入した場合と最新の製品とでは、センサーの反応にも違いが出るのです。もちろん、価格的なメリットもあるため、一概にどちらがいいとは言えません。
しかし、センサーの感知速度に差があると、水が出てくるまで数秒掛かる場合もあります。逆にセンサーの感知速度が速く、思っているより早く水が出る場合もあるのです。食器をシンクに置いた瞬間に水が出てしまうほど、反応が強い場合もあります。
慣れてしまえば問題ありません。しかし、これまでならハンドルをひねると水が出るのとは違うためストレスに感じるかもしれません。

 

停電時の対応

自動水栓は、電気の力で開閉させています。センサーも電気がなければ働きません。万が一停電が起きたときには、機能を失います。
しかし、心配しないでも大丈夫です。このような事態が発生しても、水が出る設計をしているからです。
センサーは機能を失っているため、手動に切り替える操作は必要です。これはマニュアルに記載されているので、事前に覚えておかなければいけません。
 

停電している状況下での対応方法

自動水栓の種類によって細かな設定に違いがありますが、基本的な操作はあまり変わりません。自動水栓の水を止めているのは、給水管につながる電磁弁です。この電磁弁のところにある手動弁を開ければ、センサーに左右されずに開閉できます。つまり、この操作で停電時でも水が使えるのです。
手動弁は日常的に使うものではありません。停電などの非常時に使う機能ですので、復旧したら必ず締める必要があります。これも覚えておかなければいけません。

 

自動水栓ではない場所で水を止め忘れる事がある

自動水栓は、センサーが感知すれば水が出て、離れると止まる便利な仕組みです。節水にも役立ちますが、そもそもこれまで操作に必要だったハンドルもさわる必要がなくなります。水を止めるという操作自体が必要なくなるのです。
これが裏目に出るケースがあります。子どもたちが自動水栓に慣れた結果、一般の水栓を操作したときに締め忘れるケースです。そもそも自動水栓しか知らなかったというケースさえ考えられる世の中になりました。他のご家庭にお邪魔しているときに、既存の水栓しかないと、止め方がわからず水を出しっぱなしにすることがあるのです。冗談のような話ですが、便利だからゆえに起こる事故もあるのは、子どもたちに教えておかなければいけないポイントになるでしょう。

自動水栓のメリット・デメリットを理解して最適な製品を選ぼう

自動水栓は、メリットもデメリットもあるのは確かです。それでも、メリットはかなり大きいのは間違いありません。大事なことは、デメリットを理解して使うことでしょう。特に家電製品の一種で電気がなければ使えないことが重要になります。それでも回避方法があることを知っておけば、そこまで大きなデメリットにはなりませんので、最適な製品を選ぶことが大切です。


まとめ

自動水栓の機能はとても優れているのは間違いありません。手をかざすだけで簡単に使えるのは、交換するとしても非常に大きな意味を持ちます。特にお子さんやご高齢のかた、障害を負ってしまった家族がいる場合、かなり有効な手段となるでしょう。
交換してみると、メリットがとても大きいことを感じられるはずです。迷っているのなら、一歩踏み出し交換することをおすすめします。

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